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管理人のおすすめ作家
真保裕一先生
| ★☆★☆★真保裕一作品集★☆★☆★ | ||
| 連鎖 | 講談社 1991 | チェルノブイリ原発事故による放射能汚染食品がヨーロッパから検査対象外の別の国経由で輸入されていた。厚生省の元食品衛生監視員として、汚染食品の横流しの真相究明に乗りだした羽川にやがて死の脅迫が……。重量感にあふれた、意外性豊かな、第37回江戸川乱歩賞受賞のハードボイルド・ミステリー。 |
| 取引 | 講談社 1992 | 公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。何者の策略に嵌り事件に巻き込まれたのだ。ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる……。ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る。期待の乱歩賞作家が放つ長編推理サスペンス。 |
| 震源 | 講談社 1993 | 地震で津波が発生し、警報が遅れる事故が起こった。地震火山研究官の江坂は、ミスをした森本を鹿児島に訪ねるが、彼はすでに退職し姿を消していた。同じ頃、森本と同窓の大学教授も、地震の観測データを持ったまま、行方不明に。そこには国家的陰謀が渦巻いていた! |
| 盗聴 | 講談社 1994 | 「な、何の真似だね、それは……。おい、気は確かか……」老人の声がうわずり、椅子が激しくきしむような音が上がった。違法電波から聞こえてきた生々しい“殺人現場”の音。「狩り」に出た盗聴器ハンターが都会の夜でとらえたものとは?今が“旬”の気鋭が送る初めての短編集。表題作ほか秀作ミステリ4編。 |
| ホワイトアウト |
新潮ミステリー倶楽部 1995 |
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うために――。圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。吉川英治文学新人賞受賞。 織田裕二 |
| 朽ちた樹々の枝の下で | 角川書店 1996 | 妻を事故で失い札幌を離れ森林作業員となった男が、自衛隊演習場と隣接する夜明け前の森で救出した女性は、謎を残し病院から逃亡する。女性を捜し真実を突き止めることに己れの再起をかけ調査を始めた直後、落とし穴などの罠が仲間を襲う……。北海道を舞台に独り闘う男の葛藤と勇姿を描くサスペンス大作。 |
| 奪取 | 講談社 1996 | 一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス。 |
| 奇跡の人 | 角川書店 1997 | 31歳の相馬克己は、交通事故で一度は脳死判定をされかかりながら命をとりとめ、他の入院患者から「奇跡の人」と呼ばれている。しかし彼は事故以前の記憶を全く失っていた。8年間のリハビリ生活を終えて退院し、亡き母の残した家にひとり帰った克己は、消えた過去を探す旅へと出る。そこで待ち受けていたのは残酷な事実だったのだが……。静かな感動を生む「自分探し」ミステリー。 |
| 防壁 | 講談社 1997 | 警視庁警護課員として佐崎が警護する政府要人が襲撃された。凶弾に倒れたのは同僚のSP、義兄でもある大橋だった。狙撃犯は誰か。佐崎の脳裏に浮かんだ予想外の人物とは!?圧倒的なディテイルとリアリティで描く日本の要人警護の実態。生命の危険を顧みず、自らの誇りを懸けて任務に就く男たちの物語。 |
| 密告 | 講談社 1998 | 川崎中央署生活安全総務係の萱野は、ある日、上司の矢木沢に面罵された。競技射撃で五輪出場権を懸けて争った選手時代の確執から、矢木沢の接待疑惑を密告したと思われたのだ。自らの汚名を晴らすため、萱野は真の密告者を捜す!巨大な日本の警察組織内部に潜む闇を、深く綿密に描き切った迫真のサスペンス。 |
| トライアル | 文芸春秋 1998 | 父を知らず、調教師の祖父に育てられ、新人騎手として修業を積む高志。馬の故障を次々と癒し、周囲を驚かせる正体不明の厩務員の過去に、彼は疑惑を抱くが…。競馬、競輪、競艇、オートレース。ファンの夢と期待を背に一瞬の勝負に挑むプロフェッショナルたち。彼らの潔くも厳しい世界を圧倒的な迫力で描く物語。 |
| ボーダーライン | 集英社 1999 | ロサンゼルスの日系企業で働く探偵のサム永岡は、一人の若者を探すように命じられた。国境に近い町で見つけた彼は、天使のような笑顔を見せながらいきなり発砲してきた―。人としての境界を越えた者と、そんな息子の罪を贖おうとする父親。ふたりにかかわった永岡もまた、内なるボーダーラインを見つめる…。重層的なテーマが響く傑作長篇。 |
| ストロボ | 新潮エンターテインメント2000 | 走った。ひたすらに走りつづけた。いつしか写真家としてのキャリアと名声を手にしていた。情熱あふれた時代が過ぎ去った今、喜多川は記憶のフィルムを、ゆっくり巻き戻す。愛しあった女性カメラマンを失った40代。先輩たちと腕を競っていた30代。病床の少女の撮影で成長を遂げた20代。そして、学生時代と決別したあの日。夢を追いかけた季節が、胸を焦がす思いとともに、甦る。 |
| 黄金の島 | 講談社 2001 | 自由と豊かな暮らしにあこがれるベトナムの若いシクロ乗りたちと、組織に追いつめられた日本人のヤクザ・タチバナ。帰国を決心したタチバナとベトナムの若者は〈黄金の島〉へと船出する。波濤の先にあるのは、禍いか希望か? |
| 夢の工房 | 講談社 2001 | 作家生活10年、仕事と暮らしの周辺を、折々に見つめ直した初エッセイ集。デビュー作『連鎖』から『防壁』までを熱く語ったロング・インタビュー付。書下ろし中篇推理小説『盗作・雪夜の操り人形』特別収録。 |
| ダイスをころがせ! | 毎日新聞社 2002 | 変えるんだ。自分自身を。この国を。34歳、青春は、終わっちゃいない。夢と情熱を魂に抱き、故郷での参院選に立候補する、高校の親友にして恋敵。戦いの行方は?軽やかに、爽やかに描く、前例なき選挙青春小説。 |
| 発火点 | 講談社 2002 | 12歳の夏――。浜に倒れていたあの人。母のため息。家に寄りつかない父。――そして事件は起こった。21歳の今、あの夏の日々を振り返る。刑期を終えたあの人が帰ってくる……。罪と罰の深淵を見つめる魂の軌跡。 |
| 誘拐の果実 | 集英社 2002 | 病院長の孫娘が誘拐された。身代金は入院患者の命だ!標的は病院に身を隠していた被告人。挑戦か陰謀か。悪魔のゲームの幕開けか!?そして、もう一つの誘拐が……。逆転に次ぐ逆転!衝撃と興奮の傑作巨編。 |
| 繋がれた明日 | 朝日新聞社 2003 | 仮釈放となった中道隆太を待ち受けていた悪意に満ちた中傷ビラ。いったい誰が何の目的で?孤独な犯人探しを始めた隆太の前に立ちはだかる“障壁”とは? |
| クレタ、神々の山へ | 岩波書店 2004 | |